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【講師リレー】基礎の大切さ(阿部先生)

みなさんこんにちは、講師の阿部です。

 学年末テストも終わって3月に入り、4月から新しい学年での生活が始まろうとしています。この1年はみなさんにとってどのような年だったでしょうか。勉強は順調でしょうか。
「ちゃんと勉強しているのに、なかなか成績が上がらない…」

もし今そんなふうに感じている人がいたら、少しだけ自分の勉強を振り返ってみてください。もしかすると、「基礎」を少し急ぎ足で通り過ぎてしまっているかもしれません。

 みなさんは、「難しい問題が解けるようになれば成績が上がる」というように考えていると思います。そのため、応用問題や難しい問題集に挑戦しようとします。もちろんチャレンジすることは大切です。でも実は、成績を大きく伸ばしていく人ほど、あることをとても大切にしています。

 それが基礎を徹底することです。

 勉強はよく「家づくり」にたとえられます。どれだけ立派な家を建てようとしても、土台が弱ければ建物はすぐに傾いてしまいます。勉強における土台が、教科書レベルの基礎です。これはスポーツや絵を描くことなどにも通じていると思います。基本の計算、基本の公式、基本の単語。これら一つひとつが、これから学ぶ内容を支える大切な土台になります。

 例えば数学。方程式や文章問題が苦手だと感じている人の中には、実は「分数の計算」や「符号のルール」でつまずいているケースが少なくありません。土台が少しぐらついた状態で難しい問題に挑戦しても、なかなかうまくいかないのは当然です。
 しかし、基礎の計算を正確にできるようになると、不思議なことが起こります。今まで難しく感じていた問題が、急に解けるようになり始めるのです。

 英語も同じです。「長文が読めない」と悩んでいる人の多くは、単語や基本文法がまだ十分に身についていません。長文問題をたくさん解く前に、単語を覚え、基本文を理解する。この積み重ねが、読める力を確実に育てていきます。

 ここで大切なのは、基礎を「わかったつもり」で終わらせないことです。

 問題を見た瞬間に解き方が思い浮かぶ。ミスなく解ける。人に説明できる。そこまでできて、はじめて基礎が身についたと言えます。

 基礎の勉強は、正直に言うと派手ではありません。簡単に感じることもあるし、つまらないと感じる日もあるでしょう。ですが、本当に力をつけていく人は、この地味な積み重ねを大切にしています。 そしてある日、「あれ?前より問題が解ける」、「テストが少し簡単に感じる」そんな瞬間がやってきます。それは、見えないところで基礎がしっかりと積み上がっていた証拠です。

勉強は特別な才能がある人だけのものではありません。
小さな基礎をコツコツ積み重ねる人が、最後には一番強くなります。

 さあ、みなさんは基礎が身についているでしょうか。新しい学年で学習することは今までの内容を理解している前提で進みます。不安に思う人は今のうちに基礎を完璧にしておきましょう。
 特に中学生の内容は今ある社会の基礎になります。将来社会人として生きていく中で、直接ではないかもしれませんが、必ず役に立つときがくるでしょう。また、勉強はできておいた方が、個人的に人間というものを楽しめると思います。ぜひがんばってください。

 最後にみなさん、今日まで勉強や普段の生活など辛いこともある中よく頑張ってきました。これから先もたくさんのことがあると思いますが一緒に頑張っていきましょう。ここまで読んでくれてありがとうございました。