【講師リレー】勉強の休憩時間(高橋先生)
みなさん、こんにちは。講師の高橋です。
みなさんは勉強をするときに休憩をとっていますか。 長時間集中して勉強を続けることは、とても大変なことです。なぜなら、私たちの集中力は、ずっと続くということがなく、継続できる時間には限りがあるからです。疲労がたまった状態だと、頑張って勉強したとしてもダラダラと時間だけが経ってしまい、学習効果を十分に得ることができません。それだけではなく、勉強することに対して「イヤだなー」とか「やりたくないなー」のような後ろ向きの気持ちが湧いてきてしまうこともあります。そのため、休憩時間をとって脳の疲労を軽減し、集中力を回復させる必要があります。今回は休憩する際のコツと具体的な休憩時間の過ごし方の例を2つ紹介したいと思います。
コツ「終わりを設定してから息抜きを行う」
YouTubeやU-NEXTなどの動画配信サービスを見ているとあっという間に時間が過ぎてしまっていたという経験をしたことはありませんか?この原因は1つの動画を見終わったとしても、スマートフォンやテレビの画面を見ると「あなたへのオススメ」として自分の興味がある動画が出てきてついつい見てしまうためです。動画配信サービスは何時間でも楽しめるコンテンツであるため、「もう少しだけ休憩して次の動画を見終えたら勉強を再開する」という気持ちを繰り返して、つい時間を忘れてしまいます。これを防ぐために息抜きを行う前に終わりを設定することが必要です。設定した休憩時間の終わりに気づきやすくするためにはアラームなどを活用することがおすすめです。
休憩時間の過ごし方①「お菓子を食べる」
勉強中に頭を動かすことで消費された糖分を、お菓子を食べ、摂取することで、エネルギーを切らさないようにできます。脳のエネルギー源となるブドウ糖を多く含むラムネや噛むことで脳の働きを活性化させると言われるガムやグミ、気分をリフレッシュさせてくれるミントの香りがするタブレットなどがおすすめです。ただし、食べ過ぎてしまうことで急激に血糖値が上昇してしまい、眠くなってしまうことがあるので食べる量に注意しましょう。
休憩時間の過ごし方②「散歩をする」
まず、日光を浴びることで、セロトニンが分泌されます。セロトニンは人間の脳内で精神の安定や直感力の向上など、脳を活発にする際に効果がある脳内物質です。また、外に出て体を動かすことで気分転換になるだけでなく、血流をよくすることができて細胞に酸素や栄養素が行き渡るので、疲労回復や活力増進が期待できます。
例で挙げた休憩時間の過ごし方以外にも自分に合った過ごし方があると思います。今回挙げたコツを意識して、自分に適した休憩時間を過ごして、勉強をよりよいものにしてください。