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【講師リレー】やる気の引き出し方(末廣先生)

みなさん、こんにちは。講師の末廣です。

2024年も終わり、受験生の皆さんはテストに向けてラストスパートです。1、2年生の皆さんも課題や予習・復習と日々の勉強を頑張っていることと思います。
その中で、課題を終わらせなければならない、勉強をしなければならないとわかっているのに、なかなかやる気が出ず、スマホを触ってダラダラと過ごしてしまうことはありませんか。そこで、今回はやる気の引き出し方を伝えていこうと思います。

やる気の引き出し方①環境づくり
まず、意識が勉強に向くようにスマホやゲームなどの誘惑をなくしましょう。塾の自習室や図書館で勉強したり、家族にスマホを預かってもらったりと、だらけてしまう行動の選択肢を減らすことで勉強するための環境を作り出します。また、整理整頓がされていないと気が散ってしまい中々やる気が起きません。自分の部屋や机を整えることも大事な環境づくりです。集中するための環境づくりとして利用できる施設は使い、勉強の場を整えましょう。

やる気の引き出し方②短い目標時間からスタート
勉強をしていく中で、やる気が出ないとき、勉強へのハードルを高く感じ、なかなか机に向き合えないときがあると思います。そんなときには「その後ペンを置いてもいいから、とりあえず5分勉強してみる」という気持ちで机に向かってみましょう。そうすると、5分後には思ったより集中できていると思います。これは「作業興奮」という一度作業を始めると湧いてくる集中力・意欲のおかげです。私が中学生の時に「勉強は自転車を漕ぐようなもの」と先生から教わりました。自転車を漕ぐとき、最初は力も必要で大変だけど、時間が経つと楽に漕げるようになる。勉強も同じで、最初に頑張れば、その後は苦もなく進めることが出来ます。短い目標時間からスタートすることで勉強へのハードルが下がり、取り組みやすくなるとともに、ストレスなく勉強を続けることが出来ます。

まずは、勉強に対する高いハードルを取っ払い、低いハードルを日々着々と乗り越えていくことで勉強を習慣化してみましょう。そして、やる気が出ないと感じる日には、集中するための環境をつくり、「5分間だけ取り組む」を心がけてみてください。