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いよいよ中学生!入学前の学習準備で押さえるべきポイントは?

6年生は、学校の授業がどの教科も教科書をほとんど終え、卒業式の練習も始まり、いよいよ卒業を実感する時期となりました。進学を目の前にして、「中学生活でいいスタートをきるためにどんな学習の準備をしておけばいいのでしょうか」といった相談をよく受けます。中学校では、算数は数学になりますし、社会は地理、歴史、公民の分野ごとに教科書が分かれますし、理科も教科書は1冊ではありますが、その中で物理、化学、生物、地学の各分野に章分けされています。これは、より専門的になるためで、子ども達からすると、どの教科・分野においても難しくなったと感じられることでしょう。もちろん、国語も英語も語彙数が増え、扱う文章も高度になりますので、数学や社会・理科と同じように難しくなったと感じるはずです。おまけに部活動が始まりますので、小学校の頃よりも、家に帰るのが遅くなり、勉強時間を確保するのも大変になります。そのため、「勉強と部活を両立するぞ!」という気持ちがあっても、実際にはなかなか思うようにいかない子が多いのも事実です。

 

そのような中、勉強にも部活にもしっかりと取り組むために、どのような準備をすると良いのかについて、触れてみたいと思います。

 

まず、中学入学を目前に最初に取り組みたいこと、それは「悪い習慣をなくす」ことと「中学校に合わせた生活リズムを作る」ということです。「悪い習慣をなくす」とは、

・テレビや動画の見過ぎ

・ゲームのし過ぎ

・部屋を散らかしっぱなし

・夜更かし

など、このようなことが挙げられます。当てはまることがある人は、最初の一歩として、これらの改善に取り組みたいです。どんなに「勉強を頑張ろう!」と、思っていても、こういう習慣があると、実際にはなかなか勉強が手につきません。

次に、「中学校に合わせた生活リズムを作る」ですが、これは、規則正しい生活を心がけるということです。ただし、「寝るのが毎日夜中の1時頃です。これも、『規則正しい』になりますよね」という人がいますが、これは健康面からお勧めはできません。これは、ただ単に疲れを次の日に残さないということだけではなく、身体が成長している時期ですので、十分な睡眠をとることがとても大切だからです。睡眠時間は8時間ほどとりたいですので、朝6時半に起きるなら、逆算すると22時半には寝入っている必要があります。22時半に布団に入るのではなく、眠っている状態になっているということですので、入眠するまでの時間も含めると22時過ぎには布団に入っていないといけません。そうすることが習慣となるよう、意識して、ご飯やお風呂、翌日の支度などをすることが大切です。こういったことを習慣にするには時間がかかりますので、今日からスグに取り組むことをお勧めします。

 

生活リズムが出来上がってくると、勉強の習慣も作りやすくなります。

 

規則正しい生活習慣が身についてくると、計画的に学習時間を確保できるようになります。実際に私が中学生の生徒から聞いた時間の使い方を紹介します。部活動が18時半頃(夕方6時半頃)まであり、そこから帰ってからの過ごし方です。

19時頃:帰宅

19時半~20時半:ご飯、お風呂、歯磨き

20時半~22時:勉強

22時過ぎ:就寝

5時半頃:起床、支度

6時~7時:勉強

7時以降:朝食、出発

 

この生徒は、帰ってから寝るまでに1時間半(20時半~22)、朝起きて家を出るまでに1時間(6時~7)の勉強時間をとっていました。ポイントは、勉強する時間を決めているというところです。「毎日この時間に勉強するんだ」と、決めて、それを実行し続けることで、習慣化されます。本当は、勉強時間として13時間は確保してほしいところですが、部活もしっかりやりながらの2時間半ですから、頑張っていると思います。

 

さて、この生徒のように勉強時間を確保できるようになり、いざ勉強をしようとした時に、「何から手をつけて良いのか、よく分からない。」という言葉もよく耳にします。

 

何をどう勉強したら良いのか分からない場合は、最初の一歩として、算数でも国語でも、その他の教科においても、「できる問題を解く」ことから始めます。具体的には、算数の友や計算ドリル・漢字ドリルといった、使い慣れた教材の「自力で解ける問題」を解きます。解ける問題に取り組むことで、30分後、1時間後にノートを見ると、解いた問題が並んでおり、「今日はこれだけできた!」と、勉強した実感が湧きます。反対に、一人では解けない問題を目にして、手が止まってしまい、そのまま時間が経ってしまいますと、同じ30分や1時間が経った時に、「全然進んでない」や「たったこれだけしか進んでない」となってしまうことがよくあります。こうなってしまいますと意欲が下がってしまいます。ですから、家での勉強が習慣になるまでは「解ける問題」を中心に解いていきます。勉強を継続していくと、だんだんと実力がついてきて、解ける問題が増えてきて、それに伴って意欲も高まってきます。解けない問題に挑戦するのは、勉強のリズムができ、解答の解説を一人で読めるようになってからで十分です。

 

勉強と部活を両立させるためには、このように、

  1. 悪い習慣をなくす
  2. 生活リズムを整える
  3. 毎日勉強する時間を決め、実行し続ける

ことが、ポイントになります。

 

中学生になると学校の提出課題も増え、家庭での学習がますます重要になっていきます。何から手を付けたら学習の習慣化やペース配分をうまく身に着けられるようになるのか、わからなかったら是非塾で先生に相談してみてください。良知塾では生徒一人ひとりをフォローし、丁寧に指導して、勉強での不安を解消させていきます。十分に塾を活用して充実した中学校生活をスタートさせましょう!

 

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