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【講師リレー】松井先生の英語勉強法

今月は松井先生の英語の勉強法を紹介します。
是非参考にしてみてください。

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みなさん、こんにちは。講師の松井です。

中学校では、ほとんどみんな同じ科目、分野を勉強していると思いますが、高校、大学と進むにつれて、自分の学びたいこと、専門分野を軸に将来の道を切り開いていくと思います。そして、将来どの分野に進もうと、すべての人が共通して学習するのが英語であり、英語学習に対して大きな壁を感じている人も少なからずいると思います。
そこで、今回は、私が使える英語が身についた方法を特に3技能(Listening, Reading, Speaking)に分けて紹介したいと思います。

まず前提として、英語は、音楽を聴いたり、映画を見たり、(英語を使って)何かを学んだり、誰かと話したりするツールであることを覚えておいてください。つまり、机上の勉強だととらえず、自分の好きなことに英語という言語をプラスするだけで、英語の難しいイメージから脱却できると思います。
まず、Listeningでは、正確に聞き取れることが必要であり、単語と単語のLinking(連結)が重要になってきます。Linkingでは、基本「母音」+「子音」で音がつながる場合が大部分を占めています。例えば、pick_up では「ピック_アップ→ピッカップ」、put_inでは「プット_イン→プッティン」と言う発音に変化させることができ、今までリスニングで誤聴していた単語が徐々にクリアに聞こえてくるようになると思います。ぜひ、塾のネイティブの先生との教科書音読で実践してみてください。
Readingでは、どれだけ訳さず、そのまま理解できるかがポイントとなります。私も中学生の時、Reading だけが伸びずに苦労したことを思い出します。そこで、始めたのがスラッシュリーディングです。スラッシュリーディングとは、英語をスラッシュで節に分け、英語の語順で日本語訳をして理解する方法です。それをすることで、英語の文法や語順に慣れることができ、一文を延長線的に理解するより容易に頭に内容が入ってくるはずです。自分自身も中学の3年間それを続けた結果、高校生になったときには、頭から日本語訳をせずにスラスラ読むことができました。
Speakingを伸ばす方法は、自分の頭で考えることや独り言を全て日本語から英語にシフトしてみることです。自分自身、高校生で留学に行く前、全く英語を話すことができませんでしたが、上記のことを実践しました。誰も自分の変な間違った英語を聞くこともなく、馬鹿にされることもないので、自分の学んだ英語の知識をアウトプットする機会として一番の近道だと実感しました。また、自分の趣味や興味のある分野の英語の番組をYouTubeなどの動画サイトで見ることで、ネイティブが使っている英語に触れることができ、とても効果的です。
最後に、先ほど冒頭でも述べたとおり、英語は何かを学ぶための言語手段であることを忘れないで下さい。そうしたら、きっと英語がもっと気楽に、勉強しているという認識がなくても自然と習得できるようになることでしょう。