英語の授業にネイティブスピーカーのアシスタント【中学生】
英語の授業にはネイティブの先生がアシスタントに
「日本の英語教育では英語が話せるようにならない。聞けるようにもならない」というのは、多くの方が実感していることと思います。これは、長年にわたる日本の英語教育の課題でした。小学校では令和2年度から、中学校では令和3年度から新学習指導要領に基づく授業が全面実施されていますが、その中で最も大きく変わったのが英語です。何が変わったのか簡単に言いますと、「聞く」「話す」の割合が大きくなりました。そして、中学3年生までに習う語彙数が大幅に増えました。(約1,500語彙→約2,800語彙)
詳しくは以前のブログ記事に書いてありますので、コチラをお読みください。
良知塾の英語の授業では、“その場で聞いて、その場で答え、その場で言い換える” といった実践的な能力を身に付けるため、ネイティブの先生 (ALT ; Assistant Language Teacher)が授業をサポートしています。
ネイティブの先生のメリット
当塾は、ネイティブの先生をアシスタントとして配置し、日本人講師との2人体制で授業を行っています。2人体制で授業をすることで、聞き取れても意味の分からない単語や、英語で言いたいけど何と言えば良いか分からないフレーズを、その場で日本人の先生から教えてもらえます。ネイティブの先生がいることによるその他のメリットは、以下のようなものがあります。
- ●教科書の文章を、正しい発音やアクセントで読む練習ができる。
- →正しく言えるようになるまで、その場で何度も繰り返し教えてもらえます。
- ●リスニングやスピーキング(英会話を含む)の練習を自分のレベルに合わせて進められる。
- →Hi, how are you today? – I’m OK. のような簡単なやり取りですら最初は戸惑います。授業の度に口にすることで、使い慣れていきます。
- ●単語や文章の意味を英語のまま説明されても理解できるようになる。
- →慣れてくると、ネイティブの先生が何を言っているのかが、段々と分かってきます。そうなりますと、カタコトでもとにかく自分なりに英語で質問できるようになり、ネイティブの先生から英語で直接説明をしてもらえるようになってきます。
- ●英語での挨拶や質問したり答えたりする練習で、会話力がつく。
- →ネイティブの先生と英語でのやり取りを重ねる中で、自然と聞いたり話したりできるようになり、会話が成り立ってきます。
当塾では、教科書に沿った基本的な授業やテスト対策の授業だけでなく、英語で部活動や学校行事、趣味などについて会話するといった、基本的で日常的な英会話ができるよう、ネイティブの先生との会話時間を積極的に作っています。
授業風景
ネイティブの先生は、Chris(クリス)先生とChriszle(クリズェル)先生の2人です。2人とも、話しやすくとても好評です。英語の授業は、文法の説明やワークの問題よりも教科書を優先しますので、先ずはネイティブの先生と一緒に教科書を音読します。この時、難しい発音や聞き取れていない単語の正しい発音を真似しながら慣れていって英語の力を身に付けていきます。総合コース(中学生限定)の生徒においては、数学や国語など英語以外の時間にも、会話をする時間が持てるようにしています。その日に学校であったことや部活動のこと、お休みの日に何をして過ごしたかなど、初めは考え込んでしまっていた生徒も、段々と話せるようになりますし、自信もどんどん付いていきます。